テレビや写真で見た長野は赤で染めあげられていた。中国国旗ばかりだ。僕が長野での聖火リレーで感じたのは異様さ、不自然さでした。驚くべきは中国の動員力です。マレーシアのKLでは3000人、キャンベラでは10000人超、日本では5000人、ソウルでは10000人超の中国人留学生が集まった。ロンドン・パリでは沿道はここまで赤くなかった。欧米での混乱を見た中国は、後半の国々では数でチベット問題への抗議を抑えにかかっています。
大体、五輪の旗が振られるべきだと思うんですが。国際ルートでは、中国は聖火リレーの無事をつくることに必死でした。
こんなの異様ですよね。「聖火リレーは無事終了」なんて記事もでてるけど、こんなに聖火を厳重警備を用意しなければいけない時点で、そもそも無事じゃない。聖火リレーは世界中を平和の輪でつなぐイベントだったはずです。安全も、五輪の応援も、作らなくてはいけないなんておかしいんです。聖火リレーの意味は失われてる。
「FreeTibet」を叫ぶ彼らの行動は、チベットのためになっているんだろうか。中国系がクローズアップされることが多くて、あまり報道はされませんが、チベット側の暴言がきっかけであることもあってようです。
醜い暴力を巻き起こすことで、結局は、中国政府がダライ・ラマと話をしない口実をつくっているし、五輪終了まで、自治権獲得や独立の話の思い通りになってしまっているように感じる。
いまやチベット旗は、チベット支援のためではなく、反中国の象徴に成り下がってしまっています。擬似チベットによって、チベットは足を引っ張られてしまっていると僕は思います。
これは、チベットの利益を考えられていない擬似チベットと、中国ナショナリズムの争いです。







